今年、中国地方の動物園でゴキブリをテーマにしたイベントが開催されて話題になったようです。世界中のゴキブリおよそ15種類、100匹以上が展示され、中にふれあい体験やゴキブリレースなんてものも。忌み嫌う人が圧倒的多数の中で、こうしたイベントが開催されるだけでも驚きですが、それでも入場者数が1万人を超えたといいますので、好き嫌いは別として皆がゴキブリの存在には注目しているという証拠かもしれませんね。 さて、ゴキブリにもいくつか種類が存在しますが、今回は日本で見られる代表的な3種類についてご紹介しましょう。
◆チャバネゴキブリ チャバネゴキブリは世界中に広く分布しているゴキブリで、日本だけでなく世界共通のゴキブリと言われています。体長は1.5cm程度の比較的小型のゴキブリです。近縁種として日本固有のモリチャバネゴキブリというのがいますが、これは人家には寄り付かない無害なゴキブリです。
◆クロゴキブリ 体長が3cm程度の比較的大型なゴキブリです。この大きさのゴキブリを見かけたら恐らくこのクロゴキブリの可能性が大です。名前の通り不気味な黒々とした容姿が特徴的です。寒さにはあまり強くないようで、北日本よりも南部に多いようです。
◆ワモンゴキブリ こちらは平均体長4cm以上の大型ゴキブリです。日本では主に沖縄などの暖かい地方に多く生息しています。あまり飛ぶことがないゴキブリの中にあって、活発に飛ぶのがこのゴキブリの特徴です。
得体の知れないものにただ恐怖を抱いているより、展示会などを通じてゴキブリの生態を知ることは良いことかもしれませんね。それでもやはり気持ち悪いので駆除して欲しいという方は、是非本サイト「ゴキブリ110番」をご利用ください。